①HDLコレステロール
②LDLコレステロール
③中鎖脂肪酸(MCT)
④リノール酸
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正解は、「②LDLコレステロール」です。
強力な消炎作用があるコルチゾール(副腎皮質ホルモン)は、LDLコレステロールから作られます。
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悪玉の消炎作用?
LDLコレステロールは、[①細胞膜の材料][②神経細胞の材料][③コルチゾールや性ホルモンの材料]となる重要な物質です。
LDLは「悪玉コレステロール」と言われていますが、決して悪者などではなく、むしろ「生命力の源」というべき物質です。
LDLコレステロールが少ないと、細胞膜が脆くなり、脳の働きや神経伝達も悪くなり、炎症が治りにくくなり、やる気や活力なども低下する、などといった状態になります。
したがって、「LDLが高いほうが病気になりにくい!」ということです。
ちなみに、長い間信じられてきた「LDLコレステロールが動脈硬化や心臓病の原因」という説は、2013年にアメリカ心臓病学会とアメリカ心臓協会が否定しました。
日本動脈硬化学会も、2015年に「コレステロールの高い食品をいくら食べても、血中のコレステロール値にまったく影響がない」ことを認めています。 動脈硬化や心臓病の原因となるのは、LDLではなく「炎症」です。