①しょうが
②ウコン
③ヒハツ
④バジル
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正解は、「③ヒハツ」です。
ヒハツは、沖縄でヒバーチ(長胡椒)と呼ばれている香辛料です。ヒハツには、「Tie2」を活性化して毛細血管を強化する効果があります。
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ヒハツの効果
毛細血管は年齢とともに減少していき、とくに40代半ばから急激に減り始め、80代になるまでに40%も減ってしまうと言われています。毛細血管が減ることで、細胞に栄養や酸素が届かなくなり、働きが低下します。とりわけ肌はその影響を受けやすく、保湿力と弾力性が失われシワができやすくなり、抜け毛や冷え性の原因にもなります。脳の毛細血管が減少すると、認知症になります。
毛細血管は、内側の「内皮細胞」と外側の「壁細胞」の2層構造になっています。
壁細胞から「アンジオポエチン-1」が分泌されて、内皮細胞の「Tie2(タイツー)」という分子を活性化することで、内皮細胞と壁細胞の結合が強化されます。
ところが加齢とともに、壁細胞から「アンジオポエチン-1」が分泌されなくなり、「Tie2」が活性化されなくなります。すると壁細胞と内皮細胞がはがれて隙間ができ、栄養分が漏れ出て、血管に炎症がおきます。その結果、毛細血管が消失してしまいます。
ヒハツには、「Tie2」を活性化して毛細血管の減少を防ぐ効果が認められています。
ほかにも、シナモンやルイボスティ、カリン、スターフルーツなどに「Tie2」活性効果がありますが、もっとも効果が高いのはヒハツです。
ただし、摂りすぎると胃腸を傷める恐れがあります。適量は、小さじ半分程度です。