①女性ホルモン(エストロゲン)が過剰だから。
②女性ホルモン(エストロゲン)が不足しているから。
③セロトニンが過剰だから。
④セロトニンが不足しているから。
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正解は、「④セロトニンが不足しているから」です。
PMSは、セロトニンの不足によっておこります。体内のセロトニンの大半は腸で生成されていますが、PMSの原因となるのは「脳のセロトニン不足」です。
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PMSとセロトニン
PMS(生理前症候群)は、生理が始まる10日~数日前から、下腹部や乳房が痛くなったり、イライラして怒りっぽくなったり、うつ状態になったり、頭痛や肩コリがしたり、むくんだり肌が荒れたりなどといった様々な心身症状が現れて、生理が始まると消失します。
PMSは、脳内のセロトニンの不足によって引きおこされます。
セロトニンの約95%は腸で作られていますが、腸のセロトニンは血液脳関門を通過できないため脳内には入れません。
脳のセロトニンが不足する要因となるのは、①ストレス、②生理、③低気圧(雨・台風)です。また人によっては、ニオイや騒音もセロトニン不足の誘因となります。
また脳内セロトニンの生成に欠かせないのが、マグネシウムです。
生理周期によって、女性ホルモンは増減しています。女性ホルモンが増えると、血液中のマグネシウムが減少して、脳内がマグネシウム不足になります。すると脳内のセロトニンが不足して、PMSをおこしやすくなるのです。