①アドレナリン
②インスリン
③エストロゲン
④副腎皮質ホルモン
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正解は、②インスリンです。
インスリンは血糖値を下げるホルモンとしてよく知られていますが、筋肉の合成を促す作用もあります。
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筋肉合成とインスリン
一般に、加齢とともに筋肉が減少していきます。とりわけ足腰の筋肉量が減っていき、それによって腰痛や膝痛などが慢性化し、いずれは満足に歩けなくなり、イスから立ち上がることも困難になります。
したがって、足腰の衰えを防ぐには、筋肉量を増やすことが重要です。
筋肉の元になるのはタンパク質ですが、ご飯を食べないで、肉や魚をいくら食べても、筋肉は増えません。
タンパク質は胃腸で消化されてアミノ酸になってから吸収されます。アミノ酸から筋肉を作るにはインスリンが必要で、インスリンはご飯(糖質)を食べないと分泌されないからです。
スポーツ栄養学では、もっとも筋肉を発達させる黄金比は『糖質3:タンパク質1』であることが明らかになっています。