①野菜ジュース
②酵素飲料
③豆乳
④オリーヴオイル
▼Click! 解答・解説 ▼
正解は、④「オリーヴオイル」です。
オリーヴオイルは胃腸の粘膜を保護する作用があり、ヨーロッパでは「胃腸の守り神」として知られています。
また油脂を摂ると胆汁が分泌されて、胆汁酸によって大腸のぜん動が促されますから、便通の改善効果も期待できます。
▼Click! 体質改善マメ知識 ▼
「胃腸にやさしくない食べ物に注意」
野菜ジュースと酵素飲料はほとんど糖質ですから、砂糖水を飲んでいるようなものです。空腹時に飲むと血糖値が急激に上がりますから、けっして身体に良いとはいえません。
また、豆乳には「腸壁を傷める成分」が含まれています。代表的なのは、レクチンや大豆サポニンです。
レクチンは、種子が鳥や虫に食べられないように植物が作る毒素で、豆類全般に含まれています。ですから豆をたくさん食べると、腹痛や下痢、嘔吐などの胃腸障害がおきます。
大豆サポニンの「サポニン」は「石けん」の意味で、水と油を溶かす作用がある界面活性成分です。界面活性成分を摂ると胃腸の粘膜バリアが破壊されて、「リーキーガット」になります。
さらに大豆には「フィチン酸」も多く含まれていますから、食事に含まれるカルシウムやマグネシウム、鉄や亜鉛などといった必須ミネラルが不足する原因にもなります。
大豆を安全に食べるには、発酵させて「納豆か味噌」にすればよいのです。
リーキーガットについて詳しくはこちら(ヒント集へ)
「胃腸の守り神」オリーヴオイルの摂り方について詳しくはこちら(ヒント集へ)