①緑茶
②紅茶
③カモミールティ
④ルイボスティ
▼Click! 解答・解説 ▼
正解は、④「ルイボスティ」です。
ルイボスティには、毛細血管を強化する成分が含まれています。また抗酸化力も強くて、夏場に常温で放置しておいても1週間は腐敗しません。
▼Click! 体質改善マメ知識 ▼
「血管を強化するお茶」
毛細血管は全血管の長さの99%を占め、体内の細胞に酸素や栄養素を送り届ける役目を担っています。しかし加齢とともに減っていき、とくに40代半ばから急激に減りはじめ、80代になると4割も減ってしまうといわれています。
なぜ加齢によって、毛細血管が減ってしまうのでしょうか?
毛細血管は、外側の壁細胞と、内側の内皮細胞の2層構造になっています。壁細胞からは「アンジオポエチン‐1」という成分が分泌され、内皮細胞の「Tie2(タイツー)」という分子を活性化することで、壁細胞と内皮細胞がしっかりと結合しています。
ところが加齢とともに壁細胞から「アンジオポエチン‐1」が分泌されなくなるため、「Tie2」が活性化されなくなります。すると、壁細胞と内皮細胞がはがれて隙間ができて栄養分が漏れ出て、老廃物が吸収されず血管に炎症がおきるため、毛細血管が消滅してしまうのです。
毛細血管の消滅を防ぐには、「Tie2」を活性化させて、壁細胞と内皮細胞をしっかりと結合させることです。その働きを「アンジオポエチン‐1」に代わってしてくれる成分が、ルイボスティに含まれているのです。
ほかにも、シナモンやヒハツ(長胡椒)やカリンなどにも同様の作用があることが明らかになっています。