①一晩寝るだけで消費される
②10時間、仕事や運動をすると消費される
③やや激しい運動や肉体労働を2時間すると消費される
④約8000歩、歩くことで消費される
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正解は、①「一晩寝るだけで消費される」です。
ブドウ糖は、肝臓にグリコーゲンとして蓄えられます。その量は約100グラムで、およそ600キロカロリー分です。
安静時の消費カロリーは1時間あたり50~55キロカロリーですから、一晩経てば寝ていても消費されてしまうのです。
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「高血糖の予防と筋肉の活動」
血液中のブドウ糖が不足すると、肝臓に蓄えられたグリコーゲンが分解されて血液中に放出されます。つまり肝臓のグリコーゲンは、低血糖を防ぐために重要なのです。
それに対して筋肉に蓄えたれた筋グリコーゲンは、血糖値の調整には使われず、もっぱら運動時のエネルギーとして使われます。つまり筋グリコーゲンは、運動しなければ使われないのです。
筋グリコーゲンが過剰な状態で食事をすると、ブドウ糖が筋肉に吸収されにくくなるため、血糖値が下がりにくくなります。高血糖を防ぐには、なるべく筋肉を使って活動することが大事なのです。
だからといって、特別ハードな運動をする必要はありません。ただ立っているだけでも脚の筋肉がブドウ糖を消費し、安静時の2倍弱ものカロリーが消費されるのです。