体質改善コンサルタントの体質研究所

体質改善検定

第38問

脳からの自律神経支配を受けにくい部位を、次の4つの中から1つ選びなさい。

①食道

 

②胃

 

③小腸

 

④大腸

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正解は、③小腸です。
 小腸は、セロトニン神経に支配されています。セロトニン神経は、腸管を取り囲むように張り巡らされていて、小腸の消化・吸収・内容物の移送を支配しています。

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「胃腸の調子と心の調子の関係」
 胃腸を支配しているのは、セロトニン神経です。
 小腸は、セロトニン神経に支配されています。したがって小腸は、脳との神経が切断されても、食物が入ってくれば消化・吸収・内容物の移送を自動的に行います。
 それに対して胃と大腸は、セロトニン神経と自律神経のダブル支配を受けていますが、セロトニン神経のほうが優勢です。

 セロトニン神経は、①胃腸での消化・吸収・内容物の移送のほか、②脳のセロトニンレベルを安定させて、精神や感情を安定させる作用があり、③「良い姿勢を維持する筋肉」を支配する作用も担っています。
 したがって胃腸の具合が悪くなると、栄養状態が悪くなるだけでなく、気分が悪くなったり、精神的に不安定になったり、社交性が低下したりするのです。
 また姿勢を良く保つことができなくなるため猫背になり、それによって腰や膝、首や肩などの負担が大きくなり、筋肉痛や関節痛が悪化します。
 つまり胃腸の機能が、気分や感情、筋肉痛や関節痛などに大きく影響しているのです。

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