①カルシウム

②マグネシウム

③ナトリウム

④カリウム    

▼Click！　解答・解説　▼

正解は、①「カルシウム」です。
　カルシウムの過剰は、全身の筋肉を緊張・硬化させて、コリやけいれん、こむら返りなどの原因となります。

▼Click！　体質改善マメ知識　▼

「マグネシウムは天然の筋弛緩剤」
　体内のカルシウムの99％は骨と歯に蓄積されていて、血液中には１％ほどしか存在せず、細胞内は0.01％と、さらに少なくなっています。
　細胞内にカルシウムが少ないのは、カルシウムと拮抗するマグネシウムに満たされているからです。もし細胞内にカルシウムが過剰に流入すると、全身の筋肉が緊張・硬化し、けいれんやこむら返り、不整脈や狭心症、高血圧、頭痛や喘息などがおきます。つまり、過剰なカルシウムは「毒」にしかならないのです。
　細胞にカルシウムの侵入を防いでいるのが、マグネシウムです。マグネシウムは筋肉の緊張を和らげて、コリや痛み、けいれんなどを防ぐはたらきをしています。つまり、マグネシウムは「天然の筋弛緩剤」なのです。
　いつまでも治らない筋肉痛や背部痛、頻繁にこむら返りをおこすなどの症状があったら、カルシウムの過剰かマグネシウムの不足を疑ってみましょう。