①毎食後3分以内に、歯磨き剤で歯をみがく。
②毎食後3分以内に、歯ブラシだけで歯をみがく。
③就寝前と起床直後に、自然塩で歯をみがく。
④就寝前と起床直後に、デンタルフロスで歯を掃除する。
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正解は、④「就寝前と起床直後に、デンタルフロスで歯を掃除する」です。
歯周病菌がもっとも繁殖するのは、寝ている時間です。ですから、寝る直前と起床直後(朝食前)に歯周病菌を退治するのが、もっとも効果的です。
また歯の表面をゴシゴシ擦るのではなく、歯周病菌が溜まりやすい「歯と歯の間」と、「歯茎と歯の間」の清掃を行うことが重要です。それには、「デンタルフロス」や「歯間ブラシ」、「ワンタフトブラシ」などを使うことが効果的です。
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「食後の歯みがきは逆効果」
食事をすると、口内の細菌が糖質を分解して、「酸」を生み出します。その酸が歯の表面のエナメル質を溶かします。
ただし、細菌によって生み出された酸は、唾液で中和されます。さらに、リン酸カルシウムが歯に沈着して、歯のエナメル質が修復されます。
食後すぐに歯を磨くことは、歯を守る唾液を洗い流してしまうことになります。
つまり、歯周病を予防するには、食後すぐに歯を磨くことではなく、舌をよく回して、唾液を歯に行き渡らせることです。フロスや歯間ブラシで歯の間のカスを取り除くのは、唾液が行き渡るのを助けます。
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