①スポーツドリンク
②リンゴ
③焼き鳥
④かき揚げ
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正解は、③焼き鳥です。
脂肪を多く摂るほど、胆汁が多く分泌されます。胆汁は大腸の動きを活発にするため、脂肪が多い食事をすると下痢が起きやすくなります。
糖類も、下痢を起こす有力な原因となります。
脂肪も糖も少ない焼き鳥は、4つの選択肢の中では、最も下痢を起こしにくい食品と言えます。
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体質改善マメ知識「食後の下痢の原因」
通常、胆汁の成分は小腸から吸収されて、大腸にはあまり影響しません。ところが胆汁の分泌が増え、それが大腸に達すると、大腸の動きが活発になり、下痢を起こす原因となります。
さらに、虫垂や胆のうを切除した人の場合、小腸での胆汁の吸収が悪くなます。そのため、胆汁が大腸に達しやすくなり、食後に下痢が起きやすくなります。
糖類も、下痢の原因となります。とりわけ、乳糖、果糖、フラクタン、人工甘味料などが、“下痢を起こしやすい糖”として知られています。これらは消化の過程で分解されることなく、大腸まで達しやすい糖です。
糖が大腸に達すると、糖の濃度を薄めるために、大腸の粘膜から水分が分泌されます。その結果、下痢になるわけです。
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