体質改善コンサルタントの体質研究所

体質改善検定

第16問

糖尿病の指標となるヘモグロビンA1cについて正しい記述を、次の4つの中から1つ選びなさい。

①毎週末に「1日断食」をすれば、1ヵ月で下げられる。

 

②どんなに節制しても、最低3ヵ月は下がらない。

 

③一度高くなったら、何をしても下がることはない。

 

④糖尿病の治療薬を服用していれば、気にすることはない。

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正解は、②「どんなに節制しても、最低3ヵ月は下がらない」です。
 ヘモグロビンA1cは「糖化したヘモグロビン」です。ヘモグロビンとは、赤血球の色素成分です。ヘモグロビンA1c値は「全ヘモグロビンのうち何%が糖化しているか」を示すもので、正常値は5.6未満(理想値は5.2未満)とされています。

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体質改善マメ知識「健診直前の節制では隠せない」
 ひとたび糖化された赤血球は、寿命(約120日)までなくなりません。この特徴から、ヘモグロビンA1cは過去3ヵ月くらいの血糖を示す数値として利用されています。
 ですから、血糖値と違って、健康診断の直前になって慌てて節制や断食をしても、ヘモグロビンA1cの数値を下げることはできないのです。しかし、血糖値が上がらない食生活を4ヵ月以上続けていくと、徐々に下がっていきます。
 ちなみに、血糖値を上げるのは炭水化物(糖質)です。たとえ糖尿病の治療薬を服用していても、糖質をたくさん摂れば血糖値は上昇し、ヘモグロビンA1c値が高くなります。

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