①小麦
②バナナ
③ジャガイモ
④大豆
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正解は、④大豆です。
大豆に含まれる糖質は非常に消化されにくい不溶性の食物センイで、大腸で多くのガスを発生し、オナラや腹部膨満の原因となります。
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体質改善マメ知識「豆が腸内ガスの発生源」
デンプンは、「アミロース」と「アミロイドペクチン」の組み合わせでできています。
アミロースは、水溶性の糖質です。分子構造としては、ブドウ糖が直鎖に結合しています。
アミロペクチンは、難溶性の糖質です。難溶性とは、水には不溶で、熱水には可溶であることを指します。分子構造としては、ブドウ糖が網の目状に枝分かれしながら結合しています。
アミロースが多いとパサパサした食感になり、アミロペクチンが多いと粘りが強くなりモチモチ感が出ます。つまりアミロペクチンが多く含まれるほど、おいしい食感になるわけです。
アミロペクチンは、ブドウ糖結合の枝分かれの仕方によって、A、B、Cの3種類に分けられます。
アミロペクチンA:小麦に含まれ、3種類の中でもっとも消化されやすく、血糖値を急激に上昇させます。
アミロペクチンB:バナナやジャガイモに含まれ、消化されやすく、血糖値を上昇させます。
アミロペクチンC:豆類に含まれ、消化されにくく、胃や小腸ではほとんど消化されずに大腸に達し、悪玉菌のエサとなってガスを発生させます。
つまり豆類をたくさん食べると、オナラが増えたりお腹が張ったりするのです。