胃のぜん動は、「①食事を始めて間もなく」始まって、
その頻度は「②毎分約6回のペース」で起きる。
胃のぜん動は、食事に油脂が含まれていると「③活発になる」が、
過剰な糖質や過度のアルコールを摂取すると「④弱くなる」。
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正解は、②です。
文章中にある「②毎分約6回のペース」は誤りで、正常であれば毎分約3回のペースでぜん動が起きます。
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体質改善マメ知識「原因不明の胃もたれ、胃の重さ」
胃もたれや胃が重いといった自覚症状があるのに、病院で調べても「特に異常がない」と言われる場合は、大抵、胃のぜん動に問題があると考えられます。胃のぜん動は、胃袋が膨張と収縮をくり返す動きです。
正常な場合は、食事を始めて間もなく胃のぜん動が始まって、毎分3回のペースでぜん動が起きます。胃のぜん動は、食事に油脂が含まれているほうが活発になります。
反対に、「過剰な糖」や「過度のアルコール」は胃筋が弛緩して、ぜん動が弱くなります。
ちなみに、胃のぜん動を促す神経伝達物質は「アセチルコリン」で、脳から副交感神経(迷走神経)を通じて伝えられます。