①紅花油
②アマニ油
③グレープシード油
④ココナッツオイル
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正解は、④ココナッツオイルです。
ココナッツオイルは「飽和脂肪酸」で、加熱しても酸化しません。
それに対して、紅花油、アマニ油、グレープシード油は「不飽和脂肪酸」で、加熱するとすぐに酸化します。他にも、大豆油、綿実油、ヒマワリ油、コーン油も酸化しやすい油脂です。
酸化した油脂は「過酸化脂質」という猛毒で、老化を促進し、アレルギーや認知症、発ガンなど様々な病気の原因になります。なるべく避けるようにしましょう!
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体質改善マメ知識「飽和脂肪酸と不飽和脂肪酸」
「飽和脂肪酸」には、肉類に含まれる“長鎖”の飽和脂肪酸と、主に植物に含まれる“中鎖”の飽和脂肪酸です。
長鎖とか中鎖というのは、「脂肪酸一分子に炭素がいくつあるか」によって分けられます。
一分子中の炭素数が14~24個のものを「長鎖脂肪酸」といい、6~12個のものを「中鎖脂肪酸」といいます。いずれも酸素分子がこれ以上結合する箇所がないので、酸化しません。このような状態を「飽和している」と呼びます。
反対に、飽和していない「不飽和」な状態の油脂は、酸素分子が結合(=酸化)できる状態なので、加熱によって空気中の酸素とくっついて「過酸化」(=酸化し過ぎ)の脂質になり、体内で細胞を傷つける毒素になるのです。